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歪み検出に画期的な新方式
特許出願中 |
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マルソー・ロードディテクターは、クレーン等のビームをはじめ、各種建設機械や運搬機器、その他構造物等の構造部位にかかる荷重を測定するための歪み検出装置です。被測定部位に直接取り付けますので従来の支盤を介して装着する方式のロードセルに見られる装置全体の嵩上げを解消しました。また、従来の穿孔取り付け式のロードセルはボルト孔との関連できびしい制約を受けるために汎用性がなく、個々の装置に固有のものを用意しなければなりませんでしたが、マルソー・ロードディテクターなら、どんな装置にも手軽に装着できて、正確に歪みを検出することができます。 |
歪み検出のメカニズム |
1. |
クレーン等のジブ・ガーター・及び建築物の梁等の伸縮を検出しそれ等に掛かる荷重を測定するものです。 |
2. |
本器で出力された歪量を荷重に置き換え荷荷重を検出し表示することが可能です。 |
3. |
一本の構造物に複数個をつけて集計演算することにより高精度の結果を得ることが出来る。 |
4. |
荷重の変化による撓みを出力ケーブルで測定本器に接続し電気的に荷重を検出します。 |
マルソー・ロードディテクターならではの特長
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1. |
従来のゴミクレーンのように上ビームと下ビームの間に取り付けないので、ロードセル破損のおそれがない
披検部に直接取り付けますので、基盤・装置間にロードセル設置用の支盤が不要で、装置に余分の高さが加わりません。また、支盤設置タイプのロードセルは、強加圧状態で捩り力が加わり支盤に水平褶動力が働くとロードセルの上部が破損するケースがありますが、本品はその心配がありません。
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2. |
どんな装置にも適用できる
従来の穿孔取り付けタイプの歪み計に比べ、ボルト孔の関係による制約がありませんので、装置による特別仕様は不要であり、どんな装置にも広くご使用いただけます。
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3. |
荷重誤測定のおそれがない
測定すべき構造物の伸縮位置や撓み位置にリーマーボルト又は直接溶接して固定すればよいので取り付けが容易である。又構造も簡単であるから外的条件により破損又は精度低下の恐れがなく長く使用し得る利点がある。
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仕 様 |
型 式 |
LX-500KE299 |
容 量 |
400KN:400-6 |
許容過負荷 |
120% |
定格出力 |
約0.25mV/V |
温度補償範囲 |
-5〜+65℃ |
非直線性 |
±1% R.O.以内 |
許容温度範囲 |
-10〜+70℃ |
ヒステリシス |
±2% R.O.以内 |
入出力抵抗値 |
525Ω ±1% |
繰り返し性 |
±1% R.O.以内 |
推奨入力電圧 |
8V |
零バランス |
±10% R.O.以内 |
許容入力電圧 |
12V |
零点の温度影響 |
±0.3% R.O./10℃ |
絶縁抵抗 |
1,000MΩ以上 |
出力の温度影響 |
±0.3% R.O./10℃ |
ケーブル |
Φ3-4芯シールドケーブル K-1RVV-SB 5m先端バラ |
最大荷重に対する歪みに合せて設計製作致します |
用 途 |
荷重検出用、過負荷防止用安全器、あるいは荷重計として下記のような用途にご使用いただけます。 |
●天井走行クレーン ●門型クレーン ●テルハ ●ジブクレーン
●エレベータ ●浮クレーン ●リフトおよびゴンドラ ●その他構造物 |
マルソー・ロードディテクター外形寸法図 |
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マルソー・ロードディテクター取り付け図 |
上/マルソーロードディテクター装着
下/通常のロードセルの取り付け
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